【ブナの森の不思議】

2018年:本の紹介



面白かった本や、雑誌、パンフレットなどを紹介していきます。
表紙書名(種類)著者・発行日出版社
定価
備考
5月
プー横町にたった家A.A.ミルン作
石井桃子訳

発行:1958年9月10日 第1刷発行
1987年8月20日 第32刷発行
岩波少年文庫
定価:本体550円+税
世界一有名なクマ、プーさんが活躍する楽しいファンタジーの二冊目。〔ご解消(まえがき)〕いまここでは、もうまえからみなさんとお友だちになっていたクリストファー・ロビンやその仲間が、 みなさんにさようならをいおうというのです。ですから、これは、ご紹介の反対ですね。--プーが「なんのなんですって?」と、いいました。--フクロが少しもあわてず、「ご紹介の反対は、プーさん、ご解消ですよ。」と おしえてくれました。----これはもちろん、ほんとの「さよなら」ではありません。なぜなら、森はいつでもそこにあります……そして、クマの仲よしは、だれでもそれを見つけることができるのです。
A.A.ミルンが書いたプーさんの物語集はこの二冊だけでした。
4月
クマのプーさんA.A.ミルン作
石井桃子訳

発行:1956年10月15日 第1刷発行
2004年5月14日 新版第5刷発行
岩波少年文庫
定価:本体680円+税
世界一有名なクマ、プーさんが活躍する楽しいファンタジー。幼い少年クリストファー・ロビンが、美しいイギリスの森を舞台に、仲よしの動物たちとゆかいな 冒険をくりひろげます。
プーとロビン以外に登場するのは、ウサギ、子豚のピグレット、ロバのイーヨー、フクロウ、カンガルー親子など、個性豊かな面々。森の中に流れる ゆったりした時間の中で、何が起きてもゆっくり、ゆっくり考えて、みんなで協力しながら解決していきます。作者のミルンが自身の息子・ロビンのためにつくったもので、プーはロビンが持っていたテディ・ベアから 着想したものといわれている。
3月
画文集
山の声
辻まこと/著
発行:1991年5月28日 第1刷発行
ちくま文庫
定価:740円(本体718円)
時々読み返す大切な本。画文集なので本当は大判の本のほうが楽しめそうですが、寝転がっても読めるのがいいところ。ちなみにこの文庫本の元本は、単行本として 1971年2月20日に東京新聞出版局から出版されています(定価1600円)。
辻 まこと(1913年9月20日 - 1975年12月19日)、本名辻一(つじまこと)は、詩人、画家である。山岳、スキーなどをテーマとした画文や文明批評的なイラスト で知られる。日本におけるダダイスムの中心的人物辻潤と、婦人解放運動家であり甘粕事件で大杉栄とともに殺害された伊藤野枝を両親にもつ。ーウィキペディアより
2月
ユージン・スミス写真集W・ユージン・スミス/著
中尾ハジメ/翻訳

発行:2017年11月25日 第1刷発行
株式会社クレヴィス
定価:本体2500円+税
ユージン・スミスは、1956年に『ポピューラー・フォトグラフィー』誌上で、「10人の世界の偉大な写真家」に選ばれる。が、準備や撮影を納得するまで行わないと 気が済まない性格なので、ライフのような写真雑誌の編集者とはもめ事が多く、資金集めには苦労していたようです。1977年、アリゾナ州立大学に新設された写真センター(CCP)の趣旨に賛同し、写真を寄贈。 写真講座の講師に就任。1978年、脳梗塞の発作を起こし他界、享年59歳。
ユージン・スミスの主要な作品を収めた写真集で内容は、 初期作品、太平洋戦争、カントリー・ドクター、イギリス、スペインの村、助産師モード、化学の君臨、季節農場労働、慈悲の人、ピッツバーグ、ロフトの暮らし、日立、水俣。
1月
しずかな日々椰月美智子/著
発行:2010年6月15日 第1刷発行
講談社文庫
定価:本体495円
(税別)
おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。ぼくは時おり、あの頃のことを丁寧に思い出す。ぼくはいつだって戻ることができる。 あの、はじまりの夏にーー。
おとなになってゆく少年の姿を優しくすこやかに描きあげ、すこやかに描きあげ、野間児童文芸賞、坪田譲二文学賞をダブル受賞した感動作。
難しい文字や表現を使わずに、読みやすさに徹している職人技に乾杯したくなりました。
神様のボート江國香織/著
発行:2002年7月1日
発行
新潮文庫
定価:562円(税込)
この本を読み終わって表紙をよく見たら、写真が使ってあったのでびっくり。童話の世界のようなイラストの表紙だとばかり思っていたので。工事現場を囲むシートに描かれた絵を中心に撮影した画像を使ってありました。 明るく柔らかい雰囲気に処理されているので、工事現場とは思えない童話の世界が出現しています。本の内容は、神様のボートに乗っていると信じて引っ越しを繰り返す母親と、徐々に成長し自分の生き方を見出し始めた娘の物語。


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