""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
岩手県陸前高田市
2015年10月2日(金)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
奇跡の一本松(震災モニュメント)

東日本大震災で壊滅した高田松原で、ただ一本残った軌跡の松も残念ながら枯れてしまいました。震災モニュメントとして、
元の場所に復元され、陸前高田を訪れる人の目的地になっています。 この日は爆弾低気圧が日本海側を通過した影響で、
強風が吹き荒れていました。

奇跡の一本松は、一本松茶屋(観光物産、カフェ、食堂)が整備された「奇跡の一本松」駐車場から、10分ほど歩きます。その途中に見晴台として整備された嵩上げ台地があり、復旧工事の様子を一望できましたが、すでに閉鎖されていました。風が吹き荒れる肌寒い天気でしたが、ちらほら訪れる人がありました。駐車場に戻ったのは10時過ぎ、大型バスが2台やって来て急に賑やかになりました。愛宕山から土砂を運び出していた大型ベルトコンベヤーは役目を終え、2015年9月15日に運転を停止しました。

りくぜん-たかた【陸前高田】岩手県南東部、広田湾に臨む市。遠洋漁業の基地。湾内ではホタテガイ・ワカメなどの養殖も盛ん。人口ニ万五千。(広辞苑第六版)
陸前高田市(りくぜんたかたし)は、岩手県南東部の太平洋岸に位置する都市である。旧陸前国気仙郡に属し、隣接する同県大船渡市や宮城県気仙沼市とともに陸前海岸北部の中核を成す。 (ウィキペディア)

陸前高田市http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/

東日本大震災の被害者数 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4362.html
東日本大震災の地域別被災状況(臨海部) http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4362a.html

大型ベルトコンベヤー運転終了


ベルトコンベヤー15日運転終了 陸前高田で土砂搬出
陸前高田市気仙町の今泉地区の高台造成地から土砂を搬出しているベルトコンベヤーは15日に運転を終了する。昨年3月末
に稼働し約1年半で500万立方メートルの土砂を搬出。中心市街地となる高田地区の土地かさ上げ工事を大きく進めた。東日
本大震災から4年半、コンベヤーとつり橋「希望のかけ橋」が役目を終え、大規模造成工事は新たなステージに移る。
ベルトコンベヤーは高さ125メートルの愛宕山を45メートルまで削る工事で出た大量の土砂を気仙川対岸まで運ぶために整備。
最初は延長約1・1キロで始まり、昨年7月から総延長を3キロまで延ばし完全稼働した。1日にダンプ4千台分に相当する2万立
方メートルを運搬し、ダンプカーでは約9年かかる搬出を大幅に短縮した。
土砂は高田地区のかさ上げや復旧工事を進める高田松原地区の防潮堤の堤体底部に活用。高さ9〜12メートル盛り土する高
田地区の中心部は、93ヘクタールのうち50%の約47ヘクタールのかさ上げが終わった。高さ12・5メートルで整備する防潮堤
は10メートル超まで土を積み重ねている。
ベルトコンベヤーは電源を30日に落とし、希望のかけ橋のライトアップが29日夜で終わる。10月1日から解体作業が始まり、
希望のかけ橋を除く部分は本年度中に撤去。希望のかけ橋は来年秋までに撤去される。
今後、かさ上げに使う土砂は両地区の高台切り土をダンプカーで運ぶ。両地区ともに2018年度の完了予定。
岩手日報 2015/09/15)

復旧作業(土地の嵩上げ)

内陸側の高田町大石地区

総事業費5363億円 被災地で進むかさ上げ事業に住民不満の声
東日本大震災から4年──被災者を置き去りにしたまま、巨額の予算がつぎ込まれる「かさ上げ事業」が進んでいる。
 かさ上げ事業が組み込まれた土地区画整理事業は3県48地区で工事が進み、総事業費は5363億円に達する巨大プロジェクト
だ。なかでも1800人もの犠牲者を出した岩手・陸前高田市は、平成30年までに総事業費1200億円を見込み、126ヘクタールを平
均12メートルかさ上げして1376戸が住むことを想定する。
 かさ上げのための土は、山を切り崩し全長3キロの巨大なベルトコンベアが運ぶ。その量、1日10トントラック4000台分に及ぶ。
かさ上げされた土地に建物が建つのは3〜4年後という計画だ。仮設商店街の店主が話す。
「12メートル地盤を上げるというけど、震災のとき津波は18メートルを超えていたんです。同じ規模の津波に襲われたらひとたまり
もありません。役所は『そんなことありません』というけど、納得いく説明がないのに誰が家を建てますか」
 同様に、総事業費376億円を見込む土地区画整理事業が進み、3地区85.6ヘクタールを整備する宮城・気仙沼市。「理容 鹿折軒」
(ししおりけん)を営む小野寺光男さんは、一時的な避難所としてかさ上げされた土地に昨年移転してきた。
「移転費用は出してもらいましたが、来年の夏にはここから正規にかさ上げされた場所に移るようにいわれています。そこに本格
的な商店街を作るという計画ですが、区画整理が終わるのは5年後だそうです」(小野寺さん)
 国や自治体は楽観的な将来の青写真を描くが、現実には多くの店舗が廃業や移転を決め、街から姿を消している。かさ上げ工
事の様子を眺めながら、商店主のひとりが「潤うのはゼネコンだけだよ」とつぶやく。
 被災者につきつけられる険しい毎日と未来への不安。巨額な復興の予算は、最も必要とされるところに本当に使われているの
だろうか──。 NEWS・ポスト・セブン(週刊ポスト2015年3月27日号)

内陸側の経年変化

2011/6/30

2012/10/18

2013/10/1

2014/12/3

【動画】
奇跡の一本松とその周辺(YouTube 2分6秒)
高田町大石の嵩上げ工事(YouTube 1分1秒)

戻る

""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""